技術紹介
サイデン化学の魅力

応力緩和型粘着剤

応力緩和型粘着剤とは?
光学用フィルムは粘着剤で液晶パネル等のガラス板に貼り合わされる。ガラス板に比べて光学フィルムの熱膨張係数は10倍以上大きいためそりや応力による複屈折の発生が問題になっている。 応力緩和型粘着剤は粘着剤が流動することで、光学フィルムの伸縮による応力を緩和し、そりや光学性能を改善できます。 |
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応力緩和型粘着剤の設計
粘着剤の流動性を上げることで応力緩和しますが、耐熱性や加工性が悪化します。これを改良するために分子量を高分子化したものや低分子量物を配合したもの、官能基の有るポリマーと無いポリマーを配合したもの等いくつかのタイプの粘着剤を開発しています。 |
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応力緩和型粘着剤の応用
ディスプレーは近年薄型化の方向にあります。応力緩和型の粘着剤を使用することで、パネルのそりの軽減や光学性能をアップすることが出来ます。 |
