技術紹介
サイデン化学の魅力

制振塗料用

制振塗料とは
自動車車内の静寂性の確保のため、制振材が使用されています。 従来のアスファルトシートでは、重量・組付け時の効率の悪さなどが問題となっていました。 現在、自動塗布システムによる吹き付け方式が採用され、これらの問題を解決しています。塗布型制振材の多くには、アクリルエマルションが用いられています。非結晶性高分子材料の粘弾性特性を利用したもので、変形によって生じる振動エネルギーを熱エネルギーとして消費させ、振動を減衰するメカニズムを持っています。 | ![]() |
使用技術
適正なモノマー組成の選定により、熱エネルギーへの変換を高効率化させることが可能です。特定温度範囲・広い範囲等のコントロールを適切な組み合わせにより行っています。 また、幅広い温度領域で制振性能を発揮させるため、コア/シェル化技術を導入しています。単一構造では均一粒子のためTg付近でのみ制振性能が良好ですが、コア/シェル構造では粒子内に異なるTg部位を作成することが可能です。 フィラー等の高機能化材料を適正に分散・安定化させるため、粒子制御・粒子安定化技術も重要となっています。 | ![]() |
動的粘弾性測定による制振性能比較
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*ホームページ中の数値は代表値であり保証値ではありません。
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塗料・コーティング分野責任者 渡辺
03-3279-4458 watanabe-k@saiden-chem.co.jp
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