開発の背景と課題
透明フィルムラベルでは長らく溶剤型粘着剤が主流でしたが、環境対応の観点から水系化への要望が高まっています。
しかし、水系粘着剤の皮膜は耐水性が低く、水分の侵入により白化してしまうことがあります。
また、フィルム基材への密着性や被着体への粘着力を高めるためにタッキファイヤー(粘着付与樹脂)を添加する手法もありますが、相溶性の問題から透明性が損なわれるという課題がありました。
課題解決の最前線
開発事例
透明フィルムラベルでは長らく溶剤型粘着剤が主流でしたが、環境対応の観点から水系化への要望が高まっています。
しかし、水系粘着剤の皮膜は耐水性が低く、水分の侵入により白化してしまうことがあります。
また、フィルム基材への密着性や被着体への粘着力を高めるためにタッキファイヤー(粘着付与樹脂)を添加する手法もありますが、相溶性の問題から透明性が損なわれるという課題がありました。
粘着物性を向上させる目的でタッキファイヤーエマルションの添加量を増やすと、界面活性剤の影響で耐水性が低下し、皮膜が白化する傾向があります。
そこで私たちは、重合中にタッキファイヤー樹脂をモノマーに溶解・共存させ、アクリルポリマー粒子とタッキファイヤーエマルション粒子を同時に生成する手法を見出しました。
さらに、粒子径の最適化や、タッキファイヤーとアクリルエマルションに使用する界面活性剤を共通化することで、高い透明性と耐水性を持つ水系粘着剤を開発しました。
水系でありながら、高透明・高耐水のエマルションを得る手法を確立し、次世代のフィルム用粘着剤として、持続可能な社会に貢献する製品設計を実現しました。
製品に関するご相談から、まだ言葉になっていない"気づき"の段階まで。
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