開発の背景と課題
従来の溶剤系粘着剤では、ポリオレフィンへの粘着力を高めるため、ロジン系の粘着付与樹脂を添加する方法が一般的でした。
しかし、UV硬化型無溶剤タイプでは、ロジン骨格の二重結合による硬化阻害が起こり、利用が難しいという課題がありました。
また、硬化阻害を起こしにくい粘着付与樹脂も存在しますが、アクリルポリマーとの相溶性が悪く、硬化後に白濁が発生して透明性が損なわれてしまうことも問題でした。
課題解決の最前線
開発事例
従来の溶剤系粘着剤では、ポリオレフィンへの粘着力を高めるため、ロジン系の粘着付与樹脂を添加する方法が一般的でした。
しかし、UV硬化型無溶剤タイプでは、ロジン骨格の二重結合による硬化阻害が起こり、利用が難しいという課題がありました。
また、硬化阻害を起こしにくい粘着付与樹脂も存在しますが、アクリルポリマーとの相溶性が悪く、硬化後に白濁が発生して透明性が損なわれてしまうことも問題でした。
ポリオレフィン基材への付着性を改善するため、粘着付与樹脂とアクリルポリマーを双方から設計を検討しました。複数のモノマー種を組み合わせ、溶解度パラメーターを最適化することで、粘着付与樹脂との高い相溶性を持つ新しいポリマーが得られることを確認しました。
さらに、異なる構造や軟化点を持つ粘着付与樹脂の組み合わせや配合比率を検討し、高い透明性と優れた粘着力を両立するUV硬化性無溶剤系アクリル粘着剤を開発しました。
材料間の“相溶性設計”によって新たな性能領域を切り拓いた技術です。
製品に関するご相談から、まだ言葉になっていない"気づき"の段階まで。
サイデン化学は、対話を起点に、素材を通じて新たな価値を創出していきます。
お客様と共に考え、共に挑み、共に創る――
そんなものづくりを、私たちは続けています。
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