開発の背景と課題
紙に防湿・耐油などの機能を持たせるには、ポリエチレンなどをラミネートする方法が簡便で安価です。
しかし、ラミネート加工を施すと再生紙として利用できず、環境負荷の高い処理となってしまいます。
一方で、水系アクリルコーティング剤を用いる場合、耐湿性と耐油性を同時に満たすことは極めて困難であり、さらに耐熱性も求められる用途が多く、造膜性との両立が大きな課題となっていました。
課題解決の最前線
開発事例
紙に防湿・耐油などの機能を持たせるには、ポリエチレンなどをラミネートする方法が簡便で安価です。
しかし、ラミネート加工を施すと再生紙として利用できず、環境負荷の高い処理となってしまいます。
一方で、水系アクリルコーティング剤を用いる場合、耐湿性と耐油性を同時に満たすことは極めて困難であり、さらに耐熱性も求められる用途が多く、造膜性との両立が大きな課題となっていました。
硬いポリマー粒子を造膜助剤でフィルム化する方法は、顧客要望や環境制約から採用できませんでした。
そこで私たちは、フィルム化の際に連続層を形成できるよう、エマルション粒子のシェル層に独自設計の水溶性ポリマーを配置しました。
この設計により、造膜性を確保しながら緻密な乾燥皮膜を形成し、水分や油分の侵入を防ぐことが可能になりました。
さらに、コア部には高Tgポリマーを用いることで、耐熱性と物理的強度を両立しました。
環境対応と高機能性を両立した防湿・耐油コーティング技術により、プラスチック代替を可能にする次世代の紙素材向けソリューションを実現しました。
製品に関するご相談から、まだ言葉になっていない"気づき"の段階まで。
サイデン化学は、対話を起点に、素材を通じて新たな価値を創出していきます。
お客様と共に考え、共に挑み、共に創る――
そんなものづくりを、私たちは続けています。
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