課題解決の最前線

サイデン化学の
開発事例

開発事例

防滑コート剤

製品カテゴリ
  • 塗料・コーティング剤
用途分類
防滑・包装用途

開発事例の内容

  1. 開発の背景と課題

    積層された貨物を運搬・輸送する際、振動による荷崩れが問題となることがあります。
    一般的にはラップフィルムでの固定やホットメルトによる接着などで対応しますが、手間やコストがかかるうえ、バラす際に包装材が破損してしまうなどの課題があります。

    摩擦係数の高いコーティングを施すことで滑り止め効果は得られますが、一方で印刷物などの美粧性を損なわない透明性も求められ、「滑りにくく、貼り付かない」という相反する特性の両立が困難でした。

  2. サイデン化学の開発アプローチ

    一般的にコート剤を柔らかくすると弾性変形の寄与が増し、摩擦係数は上がる傾向があります。
    しかし柔らかすぎると、積み重ね時にコート面同士が圧着してブロッキング(貼り付き)が発生します。

    私たちはこの課題を解決するために、軟らかいポリマー粒子の表面を硬い小粒子で覆う「二層構造設計」を採用しました。
    コアとなる軟質ポリマーが変形して滑りを防ぎ、表層の硬質粒子が接着を防止するという発想により、防滑性と非ブロッキング性を両立しました。

    得られた効果
    透明性を維持しながら高い防滑性を実現しました。
    包装材や段ボール、物流資材などへの応用が可能で、輸送時の安全性と作業効率の向上に貢献します。
  3. まとめ

    柔軟性と硬度をバランスさせた独自構造の防滑コート剤により、輸送現場の課題解決と製品保護の両立を実現しました。

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