課題解決の最前線

サイデン化学の
開発事例

開発事例

ミクロンオーダーの単分散粒子

製品カテゴリ
  • 機能性材料
用途分類
微粒子・樹脂ビーズ開発

開発事例の内容

  1. 開発の背景と課題

    1μm以上の大粒子径エマルション粒子は、乳化重合ではなく懸濁重合によって作られることが一般的です。
    懸濁重合はモノマーの油滴中で重合が進行するため、油滴の粒径分布がそのまま重合後のポリマーの粒子径分布に反映されます。
    モノマーを界面活性剤を用いて乳化する工程では、モノマー油滴のサイズが不均一になりやすく、結果として粒径分布が広くなるため、「単分散(粒径のそろった)」のポリマー粒子を得ることが難しいという課題がありました。

  2. サイデン化学の開発アプローチ

    私たちは、重合中に発生する意図しない小粒子の生成を抑えつつ、目的とする大粒子のみを効率的に成長させる重合法を開発しました。
    粒子の成長速度を制御することで、粒径の揃った単分散粒子を任意の大きさで作り出すことが可能となりました。
    さらに、この手法ではモノマー組成やTg(ガラス転移温度)の変更などによりポリマー特性を自在に設計でき、官能基の局在化など、粒子表面の化学修飾も容易に実現できます。

    得られた効果
    粒径分布の極めて狭い単分散粒子を作成することが可能になりました。
    この技術は、電子材料、光学分野など、さまざまな産業への応用が期待されます。
  3. まとめ

    重合技術の向上によって、ミクロンオーダーの粒径を精密に制御できる新手法を確立し、高精度材料開発の新たな可能性を切り開きました。

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